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人と人と地球を結ぶ環境＆健康フリーライター
中村いづみプロフィールはこちら
取材で見つけたとっておきの情報を通して、シンプルライフ、天然生活、天然美で心も体も快適ライフを提案いたします。
出来るだけリアルタイムにホームページを更新してまいりたいと思います。
今後もどうか宜しくお願い申し上げます。
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ナチュラルクリーニング 〜洗濯編〜
重曹を使った洗濯法のメリットは、洗濯器にカビが生えにくくなることです。よく黒い海苔のようなものが洗濯物にこびりついていることがありますが、これは、粉石けんなどのカスが洗濯機のこびりつき、それにカビが生えてしまったものです。
重曹は、こびりつくことがありません。また、アルカリ性なので逆にカビが生えずに、今までの生えていたカビを取り除いてくれます。（カビは酸性のものを好む）
■通常の汚れ具合の衣類を洗濯器で洗う
やり方はとても簡単。洗濯物の上から重曹を振りかけておくだけです。
分量は、お湯30リットルに対して目安として大さじ6杯くらいの重曹を使用します。汚れが少ない場合は重曹の分量ももっと少なくて済みます。
逆に汚れがひどい場合は、分量を増やすか、酸素系漂白剤を加えますが、酸素系漂白剤はお湯でよく溶かしてから入れたほうが効果があります。
面倒くさい方は、無添加の粉石けんか天然液体石鹸※を大さじ１杯〜2杯ほど加えます。重曹は、温度が高いほうが活性力が増します。洗いには、風呂の残り湯やお湯を使います。
※天然液体石鹸（プラス）は、こちらで購入できます。（重曹、酸素系漂白剤、クエン酸も購入できます）http://www.kiuchicleaning.com/page056.html
また、重曹は食品と暮らしの安全基金さんでも購入できます。
http://tabemono.info/
■耳寄り情報
夏季などに洗濯物をまとめて洗わなければならないときにも重曹は便利です。洗濯物に重曹を振りかけておけば、悪臭がほとんど発生しません。また、防菌効果にもなります。
洗濯機に直接洗濯物を入れて全体にまんべんなく重曹を振り掛けておいて、洗濯物がたまったら、そのまま洗濯ボタンをオン！という方法もあります。
■黄ばみやシミには酸素系漂白剤を
黄ばんでしまったものやシミの付いたものは、酸素系漂白剤※を使います。ワイシャツの場合、酸素系漂白剤を大さじ１〜2杯くらい、洗面器半分くらいの熱いお湯で溶き、すぐに（さめない間に）ワイシャツを浸します。１〜2時間そのままにしておき、すすぎます。
また、ファンデーションのような油汚れは、重曹だけでもよく落ちます。500mlに大さじ2杯の重曹を溶かした液をシミの部分にしみこませておき、歯ブラシ等でこすればほぼきれいになります。
※ 酸素系漂白剤は、安全でシミなどの汚れがよく落ちるので便利です。ただ、水に溶けにくいので、お湯で溶かすのコツです。お湯を入れて泡が出ているところに洗濯物を入れるとより効果的です。また、溶液に長くつけておいたほうが効果が増します。
酸素系漂白剤は重曹の仲間のソーダ類。やはり分解性が高く環境への負荷が少ない物質です。しかし、重曹よりもアルカリ度が高いので、直接皮膚に触れる作業を続けていると肌荒れの原因にもなりますので、使用時には手袋をつけることをおすすめいたします。
ところで、塩素系漂白剤は、環境への負荷が高く、また、塩素ガスが発生すると大変危険です。出来るだけ家の中に置かないほうが無難です。
特に、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は絶対に混ぜると塩素ガスが発生して大変危険です。
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